【2017 チアパス  Ivaginarium チンタラパ美術館 メキシコ】

2017.11.13


2017年9月8日、メキシコのチアパス州沖を震源とする大規模な地震が起こった。

さらにつづけて19日にはメキシコ中部に大地震が起き、首都のメキシコシティにも大きな損害が出た。

しかし、The Clotheslineは幸運なことにチアパスで開催されることになった。

開催予定のイヴァギナリウム展はキアパ・デ・コルソの旧サント・ドミンゴ修道院の閉館により展示中止を余儀なくされていたが、11月13日からはチンタラパ美術館で開始された。

癒しの場は、新しい場所でそこに適応した形で再現されたのだった。

これはモニカにとってとても印象的なThe Clotheslineの一つになった。ギャラリーはシモン・ボリバル小学校の生徒たちのような学生のためのガイドツアーを企画したのだ。


彼らは自身のFacebookのページで

「ガイドツアーをしてもらい、それぞれの作品について詳しく説明してもらいました。The Clotheslineの力学についても説明してもらい、書かれた質問にも答えてもらいました。

ツアーの最後には、自分や家族の身近な人を描く「自画像」活動を行いました。

次の活動は、彼らがセクシュアリティに対する疑問や悩みを匿名で書いた質問に答えるセッションでした。最終的には1週間、臨時で作品を貼り付けて展示しました。」

と記した。

さらにチアパスの参加者たちは、その後も活動を続け「ストリートハラスメント、会話のボディランゲージ」という会議が、ゲーリー・ペチェコGely Pachecoの参加で開催された。ロビーで一斉に発動し、100人以上の反響を集めた。

同様に、1月の初めには、El Tendedero de Tuxtlaに参加したリリアナ・ベラト・ギルがフェミニカルな暴力を防ぐためのガイドを発表し、イベントの最後には再びTheClotheslineが開催された。

それは色紙を使って、男性に向けての質問もあり、とても良いものとなった。

Our Clothesline with Mónica Mayer

メキシコのフェミニスト・アーティスト、モニカ・メイヤーの作品《The Clothesline》を元に、同プロジェクトを日本各地で展開するグループです。

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