【2017 チワワ The Clothesline Chihuahuaチワワ自治大学芸術学部 メキシコ】

2017.12.04

チワワ自治大学芸術学部で開催されたフェミニスト&ジェンダー研究会での講演に合わせ、ワークショップをしたThe Clotheslineの再展示も行われた。

ワークショップはコンパクトながらも、献身的で一生懸命なグループであった。彼女たちはいつものように、まずThe Clotheslineについて話し、次にジェンダー・バイオレンスやアーティヴィズムについての問題点について話し、それからは路上に出て回答を集め始めた。

午後に2回行われたそれらは大変盛況であった。回答の多くは家庭内暴力についてであったという。

展示の最後のイベントは、「ジェンダー、人種、階級、セクシュアリティ」というミーティングだった。

カルメン・カリニョ博士による "Sentipensares desde el feminismo descolonial"は聴いていて楽しくなるほど魅力的であった。

このような荘厳な環境の中で、ピンク色のカードが淡く茂った衣料品ラインはとても魅力的で、一般の人たちを引きつけていた。そのため、多くの女性が継続的に経験している聴覚障害者の暴力を糾弾する多くの反応を読むことができ、さらにドラマチックなものとなった。


それは自身に疑問を抱かせると同時に、フェミニズムが非常に多様で複雑であることを学ぶ喜びがあったし、フェミニズムから世界を考えるということは、現実を根底から問うということであり、それは絶え間ない運動であるということを再確認した。

Our Clothesline with Mónica Mayer

メキシコのフェミニスト・アーティスト、モニカ・メイヤーの作品《The Clothesline》を元に、同プロジェクトを日本各地で展開するグループです。

0コメント

  • 1000 / 1000