【2018 ブエノスアイレスLAV(Laboratorio de Arte y Violencia de Género)#3アルゼンチン】

ーLa Verdi

LAVの重要な会場の一つにLa Verdiがある。それは「アーティストのスタジオを対象とした協働プロジェクトであり、芸術的・学際的なプロセスの研究を促進し、現代シーンの問題を発展させ、解決しようとする様々な活動を生み出している」場で独立した魅力的な空間であった。

2018年7月7日にワークショップが開催された。

ワークショップは、雨の降る寒い日に2回に分けて行われ、モニカたちはフェミニストアートやフェミニズムについての経験を話したり、食事に行ったり、仲間とシェアしたり、ブエノスアイレスの友人と一緒にいることを楽しんでいた。

7月9日、暴力の問題に取り組むのアーティストたちを集めた展覧会「LAV」が開かれ、ロレーナ・ウォルファー(Lorena Wolffer)、マリア・ローラ・ローザ(María Laura Rosa)、そしてモニカの3人で、このプロジェクトについて、そして作品について話した。

モニカはこの機会に「ARCHIVA: Masterpieces of Feminist Art」というフェミニスト・アートのアーカイブを発表することにした。

また、「Vomite todo aquí」というプロジェクトを行っているarteMAのメンバーにも話を聞くことができた。

プロジェクトには、「もはや耐えられないすべてのもの」をテキストで吐き出すために一般の人々を招待する一連のアクションが含まれており、その後彼らは本を編集した。

モニカは「ラ・ヴェルディのことはいつまでも愛情を持って覚えています。働きやすく、出会いの場としても素晴らしい場所です。」と回想します。



ークロージング

2018年7月14日、マリア・ローラ・ローザが主催する「アートとジェンダー暴力研究所(LAV)」の正式な閉館が行われた。

さらにメキシコ大使のマーベル・ゴメス・オリバー( Mabel Gómez Oliver)氏と文化担当のディエゴ・デ・ベガ(Diego de Vega)氏の参加を得て、幸運にも彼らがプロジェクト全体を支えてくれたので、効率的で、愛情に満ちたすばらしい展覧会となった。

しかし実際には、このプロジェクトや他のフェミニストのアートプロジェクトと同様に、人はそれがいつ始まるかは知っていても、いつ終わるかは知らない。

なぜなら、それらは有機的に成長するプロセスだからである。

LAVのクロージング・セッションはPROAで行われ、マリア・ローラ、ロレーナ・ウォルファー、モニカがテーブルについていたが、参加したのは主にThe Clothesline参加者たちであった。

そこではそれまでの出来事を振り返り、成果や失敗談、今後の課題などが話し合われ、とても有意義で素敵な閉幕となった。

Our Clothesline with Mónica Mayer

メキシコのフェミニスト・アーティスト、モニカ・メイヤーの作品《The Clothesline》を元に、同プロジェクトを日本各地で展開するグループです。

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